2026年5月の太陽光発電・蓄電池データを確認しました

太陽光発電と蓄電池を導入している社宅の、2026年5月の電力データを確認しました。
今回のデータは、PanasonicのHEMSモニターに表示された内容をもとにしています。
なお、5月12日頃にネット接続が完了したため、それ以前のデータについては一部読み込めていない可能性があります。
そのため、今回の数値はHEMS表示上の参考値として整理し、実際の請求額や売電額については電力会社の明細と照合しながら確認していきます。
ただし、全体の傾向としてはかなりはっきりしています。
2026年5月は、太陽光発電と蓄電池の効果が大きく出た月でした。
2026年5月のHEMS記録
5月のモニター表示では、主な数値は次の通りでした。
| 項目 | 2026年5月実績 |
|---|---|
| 発電量 | 720.800kWh |
| 売電量 | 864.156kWh |
| 買電量 | 43.620kWh |
| 使用電力量 | 268.039kWh |
| お湯使用量 | 3.777kL |
| 売電単価 | 16円/kWh |
売電量は、HEMS表示上で864.156kWhでした。
売電単価16円/kWhで計算すると、売電金額の目安は次の通りです。
864.156kWh × 16円 = 約13,826円
実際に確認したモニター表示でも、5月の売電金額は約14,000円程度だったと思います。
一方で、買電、つまり電力会社から購入した電気代は、確認時点で約3,400円程度でした。
| 項目 | 金額目安 |
| 買電・購入分 | 約3,400円 |
| 売電 | 約14,000円 |
| 差し引き | 約10,600円プラス |
数字だけを見ると、売電金額が買電金額を大きく上回っています。
ただし、この社宅では売電収入は大家さんに入るため、当社側としては、売電収入というよりも、まだ使い切れていない余剰電力が約14,000円分あったと見る方が正しいです。
5月は買電量をかなり抑えられた
5月の使用電力量は268.039kWhでした。
そのうち、電力会社から購入した買電量は43.620kWhです。
つまり、実際には268kWhほど電気を使っているにもかかわらず、電力会社から買った電気は44kWh弱に抑えられています。
| 項目 | 数値 |
| 使用電力量 | 268.039kWh |
| 買電量 | 43.620kWh |
| 太陽光・蓄電池等でまかなった分 | 約224.419kWh |
| 買電依存率 | 約16.3% |
| 自給率の目安 | 約83.7% |
5月は、使用した電気のうち約84%を、太陽光発電や蓄電池でまかなえている計算になります。
これはかなり良い結果です。
昼間は太陽光で発電した電気を使い、余った電気を蓄電池にためる。
夜間や発電が少ない時間帯は、蓄電池から電気を使う。
この流れがうまく機能していることが分かります。
実際の電気代請求との比較
4月11日から5月10日までの実際の電気代請求も確認しました。
| 項目 | 4/11〜5/10実績 |
| 使用期間 | 2026年4月11日〜5月10日 |
| 使用電力量 | 44kWh |
| 請求金額 | 4,634円 |
| 契約種別 | スマートライフL |
| 契約容量 | 10kVA |
内訳は次の通りです。
| 項目 | 金額 |
| 基本料金 | 3,117円 |
| 電力量料金 | 1,114円 |
| 再エネ発電賦課金 | 183円 |
| 請求手数料 | 220円 |
| 合計 | 4,634円 |
30日間で購入した電力量は44kWhです。
1日あたりにすると、約1.47kWh/日しか電気を買っていません。
一方で、請求額は4,634円あります。
その理由は、基本料金の割合が大きいからです。
今回の請求では、基本料金だけで3,117円ありました。
つまり、太陽光発電と蓄電池によって買電量はかなり抑えられていますが、契約容量に応じた基本料金は残ります。
ここは今後の検証ポイントです。
電気の使用量を減らすだけでなく、契約容量や基本料金の妥当性も、将来的には確認していきたいと思います。
5月データの注意点
今回の5月データでは、発電量が720.800kWh、売電量が864.156kWhと表示されています。
通常、単純な住宅用太陽光の集計としては、売電量が発電量を上回るのは不自然です。
これは、5月12日頃にネット接続が完了したため、それ以前の発電データが一部読み込めていない可能性があります。
そのため、今回の発電量・売電量については、HEMS表示上の参考値として扱います。
ただし、売電単価16円で計算した売電金額約13,826円と、実際に確認した売電表示約14,000円はおおむね一致しています。
そのため、少なくとも5月は、かなり大きな余剰電力が出ていたことは間違いなさそうです。
bZ4X Touring(bz4x ツーリング)との相性はかなり良い

今後は、社用車として導入するbZ4X Touring(bz4x ツーリング)を、この社宅の太陽光発電で充電していく予定です。
5月の売電量は約864kWhでした。
売電金額にすると約14,000円分です。
bZ4X Touring(bz4x ツーリング)を年間15,000〜20,000km程度走らせる場合、月あたりに必要な電力量は、おおよそ170〜230kWh程度と考えています。
仮に5月の余剰電力からbZ4Xに充電すると、売電金額は次のように変わるイメージです。
| 走行ペース | bZ4X充電に使う電力量目安 | 減る売電金額 | 売電金額の目安 |
| EV充電なし | 0kWh | 0円 | 約14,000円 |
| 年15,000kmペース | 約170kWh/月 | 約2,700円 | 約11,300円 |
| 年20,000kmペース | 約230kWh/月 | 約3,700円 | 約10,300円 |
| 年25,000kmペース | 約285kWh/月 | 約4,600円 | 約9,400円 |
bZ4X Touringに充電しても、5月の余剰電力を完全に使い切ることは難しそうです。
それでも、月3,000〜4,000円程度の売電分を車の充電に回せる可能性があります。
売電収入が当社に入らないことを考えると、これはかなり合理的です。
これまでプロボックスでガソリンを購入していた分を、社宅の太陽光発電で置き換えることができるからです。
プロボックスからbZ4X Touring(bz4x ツーリング)への乗り換えは、エネルギー戦略として正解
プロボックスの場合、どれだけ燃費が良くても、ガソリンは外から買う必要があります。
一方で、bZ4X Touring(bz4x ツーリング)であれば、社宅で余っている太陽光発電を車の燃料として使うことができます。
これは単なる車の買い替えではなく、建物と移動を一体で考えるエネルギー戦略です。
売電収入が自社に入るなら、売電も一つの収入になります。
bZ4X Touring(bz4x ツーリング)は、社宅の太陽光発電を有効活用するための大きな受け皿になります。
今後の運用方針
今後は、この家の太陽光発電をできるだけ売電せず、自家消費する方向で運用していきたいと思います。
優先順位としては、次のように考えています。
| 優先順位 | 使い道 | 理由 |
| 1 | 家の通常使用 | 買電を減らせる |
| 2 |
事務所利用 |
昼間の余剰電力を仕事に使える |
| 3 | 蓄電池への充電 | 夜間の買電を減らせる |
| 4 | bZ4X Touringの充電 | ガソリン代の代わりになる |
| 5 | それでも余った分を売電 | 最後に外へ流れる電気 |
特に、bZ4X Touringの充電は、今後の大きなポイントになります。
晴れた日の10時から15時頃に充電できれば、売電に流れていた電気をかなり車に回せるはずです。
夜間に買電して充電するのではなく、昼間の太陽光で充電する。
この運用ができれば、太陽光発電とEVの相性はかなり良くなります。
まとめ
2026年5月のHEMS記録では、使用電力量は268.039kWh、買電量は43.620kWhでした。
使用した電気のうち、電力会社から購入した割合は約16%。
約84%を太陽光発電や蓄電池でまかなえている計算になります。
一方で、売電量は864.156kWhと多く、売電金額にすると約14,000円程度でした。
今後は、社宅として使うだけでなく、事務所機能やbZ4X Touringの充電を組み合わせることで、太陽光発電をより有効に使っていきたいと思います。
電気を売る家ではなく、
電気を使い切る家へ。
建物で使い、蓄電池にため、余った分はEVに入れる。
そして、その電気で現場や打合せに向かう。
太陽光・蓄電池・EV・事務所利用を組み合わせることで、建物と移動を一体で考えるエネルギー運用が見えてきました。
サムライアーキテクトとして、今後も実測データをもとに、住宅・社宅・自社ビルのエネルギー活用を検証していきます。
※今回の数値は、モニターに表示された内容をもとに記録しています。実際の電気料金・売電金額は、電力会社の明細と照合しながら確認していきます。
この記事を書いた人
株式会社サムライアーキテクト