太陽と暮らす建築士|サムライアーキテクトのエネルギー実験室

建築士として、これからの建物とエネルギーのあり方を考えています。 太陽光パネル、蓄電池、EV、断熱、空調、電気代、災害時の備え。 それらを机上の知識だけで語るのではなく、自分たちの住まい・事務所・自社ビルで実際に試しながら記録していくブログです。 建築は、つくって終わりではありません。 どう使い、どう直し、どうエネルギーと付き合っていくか。 「太陽と暮らす建築士」として、その実験と気づきを発信していきます。

【2026年5月途中経過】太陽光発電・蓄電池レポート|5月20日時点で売電9,992円、電気代は1,791円

太陽光発電と蓄電池を導入している社宅の電力データを確認しました。

今回の確認日時は、2026年5月20日 14時56分時点です。


5月も後半に入り、発電量、売電量、買電量、使用電力量、そして実際の電気代の傾向がかなり見えてきました。

 

今回のデータを見ると、5月は太陽光発電と蓄電池の効果がかなり出ている月だと感じます。


5月20日時点の主なデータ

モニターに表示されていた5月の数値は、次の通りです。

項目 数値
確認日時 2026年5月20日 14:56
場所・天気 茨城県つくば市・29℃
発電量 344.100kWh
売電量 624.107kWh
買電量 20.174kWh
使用電力量 112.342kWh
お湯使用量 1.286kL
今月の電気代・購入分 1,791円
今月の売電代 9,992円
売電単価 16.00円/kWh

5月20日時点で、電気を購入した分の電気代は1,791円
一方で、売電代は9,992円となっています。

つまり、現時点では売電代が電気代を大きく上回っています。


実質収支は8,201円のプラス

今回のデータをもとに、電気代と売電代を差し引きすると、次のようになります。

項目 金額
電気代・購入分 1,791円
売電代 9,992円
差し引き 8,201円プラス

計算式は、

9,992円 − 1,791円 = 8,201円

です。

電気代を支払っているというより、5月20日時点では、売電によって実質的に8,201円分プラスになっている状態です。

もちろん、実際の請求額は電力会社の明細で確認する必要がありますが、モニター上の数字としてはかなり良い結果です。


買電量は20.174kWh。かなり少なく抑えられている

今回、特に注目したいのは、買電量の少なさです。

5月20日時点の買電量は、20.174kWhでした。
一方で、使用電力量は112.342kWhです。

単純に見ると、使用した電気のうち、電力会社から買った電気は約18%程度に抑えられています。

項目 数値
使用電力量 112.342kWh
買電量 20.174kWh
太陽光・蓄電池等でまかなった分 約92.168kWh
買電依存率 約18%
自給率の目安 約82%

昼間は太陽光で発電し、余った電気を売電する。
夜間や発電が少ない時間帯は、蓄電池の電気を使う。

この流れがうまく働くことで、買電量をかなり少なくできていると考えられます。


1日あたりの目安

5月1日から5月20日までの20日間として、1日あたりに換算すると次のようになります。

項目 1日あたりの目安
発電量 約17.2kWh/日
売電量 約31.2kWh/日
買電量 約1.0kWh/日
使用電力量 約5.6kWh/日
電気代・購入分 約90円/日
売電代 約500円/日
差し引き収支 約410円/日プラス

1日あたりの購入電気代が約90円に抑えられている一方で、売電代は約500円。
この差はかなり大きいです。

太陽光発電と蓄電池があることで、日々の電気代を抑えながら、余った電気を売電できていることが分かります。


このペースで月末まで進んだ場合

単純に、5月20日時点のペースが5月31日まで続いた場合の目安も計算してみます。

項目 月末予測
発電量 約533kWh
売電量 約967kWh
買電量 約31kWh
使用電力量 約174kWh
電気代・購入分 約2,776円
売電代 約15,488円
差し引き収支 約12,712円プラス

あくまで単純計算ですが、このままいけば、5月の売電代は約1.5万円、差し引きでも約1.2万円以上のプラスになる可能性があります。

ただし、実際には天気、気温、生活パターン、エアコン使用量、EV充電の有無などによって変動します。


考察

今回のデータを見て感じるのは、太陽光発電と蓄電池は、単なる「電気代節約設備」ではないということです。

建物の運用コストを下げる設備であり、
災害時の安心感を高める設備であり、
さらに今後はEVや社宅運用ともつながる設備だと感じます。

特に、今回のように売電量が多いということは、裏を返せば、まだ自家消費に回せる電気があるということでもあります。

現在は余った電気を売電していますが、将来的にはその一部を、

  • EV充電に使う
  • 社宅の電気として使う
  • 事務所や自社ビルの運用に活かす
  • 災害時のバックアップ電源として考える

といった使い方も考えられます。

売電単価が16円/kWhの場合、電気を売るよりも、自分で使った方が経済的になる場面もあります。

特にEVの場合、ガソリン代の代わりに太陽光で充電できれば、建物と車のエネルギーを一体で考えることができます。


5月は太陽光と蓄電池の効果が出やすい時期

5月は、太陽光発電にとって比較的良い季節だと思います。

日照時間が長くなり、真夏ほど気温が高すぎないため、発電量も伸びやすい時期です。
また、冷暖房の負荷も比較的少ないため、家庭内の電気使用量を抑えやすい時期でもあります。

今回のデータでも、買電量はかなり少なく、売電量は多くなっています。

電気代・購入分が1,791円に抑えられている一方で、売電代は9,992円。
この差を見ると、太陽光発電と蓄電池の組み合わせがうまく機能していることが分かります。


今後確認していきたいこと

今後は、毎月このような形でデータを記録していきたいと思います。

確認項目 見たい内容
発電量 季節ごとの発電量の違い
売電量 余剰電力がどのくらいあるか
買電量 電力会社から買う電気をどれだけ減らせたか
電気代・購入分 実際に支払う電気代の推移
売電代 収入としてどれくらい戻るか
実質収支 電気代と売電代の差し引き
蓄電池残量 夜間の電力自給にどれだけ効いているか
EV充電 売電を減らして車に使えるか
ピーク電力 電気の使い方に無駄がないか

太陽光発電と蓄電池は、導入して終わりではありません。

実際のデータを見ながら、
「いつ使うか」
「いつためるか」
「いつ売るか」
を考えていくことで、より効果的に使えるようになります。


まとめ

2026年5月20日時点のデータでは、発電量は344.100kWh、売電量は624.107kWh、買電量は20.174kWh、使用電力量は112.342kWhでした。

電気代・購入分は1,791円
売電代は9,992円

差し引きすると、現時点では8,201円のプラスです。

5月は、太陽光発電と蓄電池の効果がかなり出やすい月なのかもしれません。

 

5月末に、改めて5月を振り返りたいと思います!


※今回の数値は、モニターに表示された内容をもとに記録しています。実際の電気料金・売電金額は、電力会社の明細と照合しながら確認していきます。

 

 

この記事を書いた人

株式会社サムライアーキテクト

www.samurai-architect.jp