太陽と暮らす建築士|サムライアーキテクトのエネルギー実験室

建築士として、これからの建物とエネルギーのあり方を考えています。 太陽光パネル、蓄電池、EV、断熱、空調、電気代、災害時の備え。 それらを机上の知識だけで語るのではなく、自分たちの住まい・事務所・自社ビルで実際に試しながら記録していくブログです。 建築は、つくって終わりではありません。 どう使い、どう直し、どうエネルギーと付き合っていくか。 「太陽と暮らす建築士」として、その実験と気づきを発信していきます。

基本情報|社宅の仕様と、太陽光・蓄電池の計画

このページでは、現在の社宅の仕様と、太陽光パネル・蓄電池・EV充電などの計画を整理していきます。

「太陽と暮らす建築士」の実験記録では、電気代や発電量、蓄電池の使い勝手などを継続的に記録していく予定です。

そのためには、まず前提条件をはっきりさせておく必要があります。

 

1・建物の仕様

茨城県つくば市 セキスイハイム 2025年竣工

軽量鉄骨造2階建て 延べ床面積:約110m2

家族構成:夫婦・子1人

エアコンの台数:リビング 200Vエアコン 寝室100Vエアコン

太陽光パネルの容量:8.51kw

蓄電池の容量:9.9kw

EV:6月にBZ4Xツーリング(AWD)納車予定【200V3kwコンセント有り】

給湯:エコキュート(370L)

調理器熱源:IH

日中の在宅:日によって変動

主な電気使用:エアコン、冷蔵庫、照明、テレビ、電子レンジ、炊飯器、ケトル、パソコン、スマホ充電など

 

2・社宅で試したいこと

この社宅では、主に次のことを確認していきます。

1)太陽光でどれくらい電気をまかなえるか

昼間に発電した電気を、どのくらい生活で使えるのか。
余った電気はどれくらい出るのか。
天気や季節によって発電量がどのくらい変わるのか。

実際の暮らしの中で記録していきます。

2)蓄電池はどのくらい役に立つか

昼間に発電した電気を蓄えて、夜に使う。
停電時に、最低限の電気を使えるようにする。
エアコンや冷蔵庫、照明、通信機器にどれくらい使えるのか。

蓄電池は高価な設備なので、導入する前に容量と使い道をしっかり考える必要があります。

 

基本的な蓄電池容量の考え方は以下の通りです。

容量(価格感) 使い方のイメージ

1kWh前後

(8万〜15万円前後)

スマホ、照明、ノートPC、小型家電

2kWh〜4kWh

(15万〜35万円前後)

夜間のテレビ、照明、冷蔵庫の一部運用

5kWh〜10kWh

(120万前後〜)

家庭用蓄電池として現実的な容量

10kWh以上

(180万前後〜)

停電対策、事務所、EV連携も視野

条件に合わせた適切な容量を検証できる情報を整理していきます。

 

 

3)EV充電との相性を見る

将来的には、太陽光で発電した電気をEVに充電し、仕事や日常の移動に使うことも考えています。

社用車をEVにする場合、建物側の電気計画がとても重要になります。

  • どの時間帯に充電するか
  • 何kWhくらい充電するか
  • 太陽光でどれくらいまかなえるか
  • 夜間充電と昼間充電をどう使い分けるか
  • 会社の駐車場や自社ビルではどう計画するか

 

4)電気代・エネルギーコストはいくらになるか?

太陽光パネル・蓄電池を導入することで電気代がいくらになるかを確認していきます。

 

以前の住まいでは、以下の通りでした。

 ・電気代 1~1.5万円/月程度

 ・ガス代 5千円/月程度

 ・灯油代 6千円/月程度

 

実際どの程度削減できるか検証していきます。

また季節によってエネルギーコストは変わりますので、

その変化量も比べていきたいと思います。

 

 

5)賃貸住宅でもできる省エネを試す

社宅は賃貸住宅なので、大きな工事は簡単にはできません。

そのため、まずは以下のような範囲で試していきます。

  • ポータブル電源の活用
  • 小型太陽光パネルの活用
  • 家電の使い方の見直し
  • エアコンの使い方
  • 断熱カーテンやすき間対策
  • 電気使用量の見える化
  • 夜間だけ蓄電池を使う運用

賃貸住宅でもできることを試すことで、一般の方にも参考になる記録にしたいと思っています。

 

 

社宅での実験を、自社ビルや事務所の計画にもつなげていきたいと考えていますので、

今後ともよろしくお願いします。

 

 

※私の社宅での条件下での数値となります。
実際の太陽光パネルや蓄電池の適正容量は、建物の条件、電気使用量、設置場所、契約内容によって変わりますのでご注意下さい。

 

この記事を書いた人

株式会社サムライアーキテクト

www.samurai-architect.jp